日本の金融市場では、「ジブリの法則」という奇妙なジンクスがまことしやかに囁かれています。
新聞などの通常メディアでは殆ど取り上げられない
Anomalyアノマリー(合理的な説明ができない現象)ですが、
日本テレビ系列の金曜ロードショーでスタジオジブリのアニメーション映画が放映されると、
その日のニューヨーク市場では為替や株式市場が大荒れとなったり、
予想外の内容となる経済指標が発表されたりすることで、週明け月曜日の東京金融市場も
乱高下する可能性が高いというもの。
このため、年に5~8回程度あるジブリ映画の放送がある金曜日の夜は、
一部の市場関係者にとっては特別な意味を有しています。
特に、近年はジブリ映画の放映は2週、3週にわたって連続で行われる傾向が強くなっているため、
「ジブリの法則」が実現するか否かが話題になり易くなっています。
とりわけ、「天空の城ラピュタ」は高視聴率になり易いことに加え、
劇中に「滅びの呪文 バルス」があることで、相場の暴落イメージにつながるためか、
当日は暴落予想も多く聞かれる傾向にあります。
今晩は「風の谷のナウシカ」でしたが、
さて月曜日はどうなるでしょうか?
20131227 USD/JPY 日足 |
20131227 EUR/JPY 日足 |
20131227 AUD/JPY 日足 |
このまま年越しかなあ