Kiso Komagatake【午年 木曽駒ケ岳】大晦日~元旦

千丈敷から八丁坂・浄土乗越・宝剣岳を望んで
2013年大晦日~2014年元旦・年末年始は山で年越しを ということで
さて、どこにしようか?と思案  どうやら天候は、北アルプス方面は、
かなりの風雪になりそうとのことで、ロープウェイが使えて
宿でまったり過ごせる中央アルプスをセレクト


木曽駒ケ岳には、夏に一度登っていますが 厳冬期は初めて
行く前は ご来光を眺め天候条件がよければ 駒ヶ岳登頂と宝剣岳まで
なんて淡い期待をいだいていました



30日の午後9時すぎに横浜を出発  中央道を使い、途中SAで仮眠をとり、
駒ヶ根ICまでスムーズに到着 ICから菅の台駐車場までは約5分。平坦なのも助かります

菅の台バスセンター駐車場
バスの乗車時間は約30分
予定通り始発のバスに乗り  ロープウェイ山麓駅のしらび平駅へ
しらび平駅に到着
駒ヶ岳ロープウェイは通年営業で 標高差900mをわずか7分!で
千畳敷まで連れて行ってくれます  なんとありがたい

途中 ガイドさんが、積雪量を測っていました
あっという間に9時すぎに千畳敷に到着
天候がよければ、出口を開けると  厳冬期アルプスの絶景! のはずなのですが・・・



うーん、かなりの風雪 積雪量も例年よりかなり多いそうで 千畳敷下部までの間でもかなり大変


この条件では、軟弱な我々に 稜線(乗越浄土)までは無理!と早々に判断


とりあえず天候の状況もみようということで そそくさとこの日の宿ホテル千畳敷にもどってきました
伊那名物 ソースカツ丼 
あとは温かい中で、お茶のんでごはん食べて 外を眺めてまたーりと過ごしました^

午後になり、少し空に明るさが おー ようやく見えました


宝剣岳!雪の中荘厳な姿です  眺めるだけでも十分な感じ


千畳敷~八丁坂~乗越浄土も 雪が不安定だと かなり雪崩の危険がありそうです


西の空は晴れてきました 南アルプスの大御所たちが姿を見せてくれました
甲斐駒~仙丈岳~北岳~間ノ岳~農鳥岳~あいだに富士山~聖岳~赤石岳・・・
明日はこの山々~初日の出が拝めるのでは!と、またしても淡い期待しながら
この日は、ホテル千畳敷にて、のんびりした大晦日を過ごしました


翌朝、2014年元旦 明けましておめでとうございます! 初日の出に合わせ、6時に起床
ご来光をみようと 階下へ


降りると、早朝の臨時ロープウェイでこの日 当日のロープウェイで上がってきた方達で
ごった返しています中がこんなに混んでいるということは・・・
残念、外は吹雪のホワイトアウト

しばらく日の出るのを待ちましたが 予報でもこの日は1日風雪の予想
まあのんびりよい年越しを過ごせた満足感もあり、ロープウェイの動いているうちに
降りようと決定
午前中のロープウェイで、駒ヶ根までもどりました


明日1月2日は やはり太平洋側の天気がよさそう!ということで、
1日遅れになりますが、ご来光とモルゲンロートの富士山を拝みに行くことに
この日の宿の富士河口湖へ向かうべく、木曽駒ケ岳をあとにしました
2014年1月1日 元旦の河口湖畔からの富士山 ありがたや
今年は午年!春にもう一度木曽駒ケ岳へ!
甲斐駒ケ岳の黒戸尾根ルートも登ってみたいし他の登ったことのない駒ケ岳にも登ってみたい!
思いを新たにした新春の山行でした

【アクセス】
利用交通機関 自家用車
横浜発-16号バイパス―八王子IC―中央道―駒ヶ根IC-菅の台バスセンター大駐車場―バス―しらび平駅―駒ヶ岳ロープウェイ―千畳敷駅着
*今回は16号バイパスが空いていたので、久しぶりに八王子経由で中央道へ。空いているととても早いのですが、混むと際限なく時間がかかります^^;)中央道もずっと空いており、スムーズに駒ヶ根ICまで。菅の台バスセンターまでの間で雪・凍結箇所はありませんでしたが、冬期は冬用タイヤでのアクセスをおすすめします。

【コースタイム】
12月31日(火)
8:15(始発)菅の台バスセンター発―バス―8:45しらび平駅着
8:55(始発)しらび平発―ロープウェイ―9:02千畳敷駅着
こののちは、かなりの積雪と風雪のため、千畳敷下部に入ったところまでで、そそくさと撤退^^;)ホテルの周りの散策のみ。この日はホテル千畳敷泊まり。
天候がよければ、千畳敷から乗越浄土を経て、木曽駒ケ岳山頂と条件によっては、宝剣岳登頂と考えていましたが、この時期かなり条件が限定されるかと思います
1月1日(水)
日の出時間(6:59)に合わせて6:00起床。起きたものの外は吹雪でホワイトアウト。
残念ながら初日の出は拝めませんでした。
2日は午後から天候が回復するとの予報でしたが、まる1日以上ホテルで缶詰となるのはどうだろう?こととなり、早々に撤退を決定。ロープウェイにて千畳敷をあとにしました。こののち、天候のよさそうな新春の富士山を眺めに行こう!ということになり、御坂に転戦^^)のため、富士河口湖を目指しました。こちらは別レポートの予定です

【コース状況/】
その他周辺情報 千畳敷から乗越浄土まで、例年より多い積雪量とのことです。途中までトレースはありますが、積雪後はかなりのラッセルを強いられると思います。八丁坂は夏しか登った経験がなく、今回も眺めただけなのですが、雪が安定する時期までは、かなり雪崩の危険があるのではと思いました。ロープウェイにて千畳敷到着直後、指導員の方から、ビーコン・ゾンデ・スコップ・ロープが必須と指導あり。またソロでの登頂は、かなりリスクが伴うかもしれません。ご注意ください。


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