2月1日 横浜高速鉄道みなとみらい線 開業


2月1日 2004年の今日この日 みなとみらい線 開業
神奈川県横浜市西区の横浜駅から中区の元町・中華街駅までを結ぶ横浜高速鉄道の鉄道路線である。都市計画法に基づく都市高速鉄道としての名称は「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第4号みなとみらい21線」。
全線が地下区間で、横浜みなとみらい21地区、関内地区を通る。馬車道駅 - 元町・中華街駅間では本町通りの直下を走る。通過する地域は地盤の弱い埋立地であり、各駅とも地下4 - 5階と深いところを走行。当路線の開業に際して、東急東横線の横浜駅 - 桜木町駅間が廃止され、東横線と当路線の相互直通運転が開始された。


開業初日の2004年(平成16年)2月1日は休日だったこともあり、日本各地から多くの観光客や鉄道ファンなどが殺到し、乗客数が駅の処理能力を超え、ダイヤが乱れた。そのため、昼過ぎより急遽、本来は通過する馬車道駅と日本大通り駅に特急が臨時停車し、開業2度目の週末に当たる7日・8日にも同じ措置が採られた。これは、中華街において春節を記念するイベントが行われる時期でもあったため、みなとみらい線の開業および中華街への観光客が集中したことも影響していた。


利用状況としては、全線を通じて横浜駅を利用(乗降・通過)する乗客が96%を占めており、次いで元町・中華街駅やみなとみらい駅の利用客が多くなっている。
大都市での地下路線建設となったため、建設費は全線・関連工事等含め約3,000億円と非常に高額になった。各駅とも位置が深く駅の規模も大きいことと、既存鉄道・高速道路・河川交差部が多いためである。このため運賃は既存鉄道と比べて割高となっている。そこで、一日乗車券(みなとみらい線単独のもののほか東急線などの往復乗車券をセットにしたものもある)、ヨコハマ・みなとみらいパス(ただしJR東日本での発売)を発売して、観光客などを呼び込もうとしている。






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