トレラン日記 伊豆・沼津編① 沼津アルプス【香貫山~徳倉山~鷲頭山~大平山~ロード~香貫山】

トレラン日記 
伊豆・沼津編① 沼津アルプス【香貫山~徳倉山~鷲頭山~大平山~ロード~香貫山】


2016年11月17日(木) 天候 曇時々晴れ 無風 気温12℃

【 アクセス 】

横浜町田IC ―東名高速― 厚木IC ―小田原厚木道路― 箱根口IC ―箱根新道― 箱根峠― 国道1号線 ― 三島― 県道144号線 ―県道139号線 ―香貫大橋―香貫山登山口前P
(復路は逆ルート。片道丁度100kmです。所要時間、往路復路とも約120分)
東名をそのまま沼津ICまで行った方が、だいぶ速そうですが、なんとなくこのルートが好きでこちらを選択。国道1号(箱根路)の新道路区間初めて通りました。走りやすい。



2:30  横浜を出発 今回も途中、海老名SAで朝ごはん 
5:00 START地点の上香貫側の香貫山登山口P(約10台。無料です)に到着。
(中瀬町側の香貫山中瀬駐車場は8:00~17:30までしか開いていないため注意です)
6:00まで仮眠。

6:20 香貫山登山口を出発


【START】 香貫山登山口P ― 香貫山山頂 

6:20 香貫山登山口Pを出発

歩き始めて3分 朝の富士山 頂上が見えたのはこの日はこの時間だけでした。

6:30 第一CP(山) 香貫山山頂
6:30 約10分で香貫山山頂に到着 

6:33 日の出
これから向かう沼津アルプスの峰々
6:48 道標に従って香貫山を下ります。

6:50 八重坂峠 徳倉山への登り口です
6:50 香貫山を下り、一旦舗装路に出て広い車道を約200mくらいで、
八重坂峠の看板が見えます。ここから徳倉山への登りになります。

香貫山山頂についた頃くらいからでしょうか、
突然、くしゃみ・鼻水が出始めて止まらない状態に?いわゆるモーニング・アタック状態。
花粉症は今までなったことがなく、風邪かな?とも思いましたが、
そういう感じでもない。ひょっとするとエクササイズ・アレルギー??
徳倉山への登りは、かなりの急登で、そのうえくしゃみ・鼻水で呼吸がしづらく、
かなり大変な登りに。ペースを落としてなんとか。

7:05 徳倉山への登りの途中のピークの横山
7:35 第3CP 徳倉山 山頂に到着
7:55 駿河湾が眼下に
8:05 第4ピーク 志下山
このあたりに来るとようやく、くしゃみ・鼻水もおさまり、
少しゆるやかな下りもでてきて 少しペースがつかめました。
なんだったんでしょうか?やっぱり何かの植物に反応したかなあと?
植生が普段行くところと違う感じしますし…。今度はアレグラ必携です。

8:05 さざなみ展望台から
8:23 小鷲頭山
8:28 沼津港~田子の浦方面

8:36 第5CP 鷲頭山山頂に到着 
8:35 鷲頭山山頂に到着 一気の登りでかなり心肺にきます


8:42 次のピークの大平山 容赦ないアップダウンが続きます(笑)
8:50 徳倉山~大平山への尾根ルートから 徳倉山を振り返って
徳倉山~大平山間は、これまでと路面の様子が変わり、むき出しの岩が目立ってきます。

9:10 第6CP 大平山山頂
9:10 大平山山頂に到着 
開けた山頂ですが、残念ながらあまり展望はありません。わずかに伊豆・天城方面が見えます。
9:19 大平山山頂から伊豆・天城方面
大平山から先は、道が荒れているのと、帰りのロードを考えて、
少し先の山口峠から山口登り口へ下降することに。

9:40 山口登り口に下降
約20分で麓の里に降り立ちました。


9:50 越えてきた山々や尾根を眺めながらの気持ちのよいロードです
山口登り口からは、平坦なロードを、香貫山へ向けてもどります。
ロードはほとんどアップダウンもなく、のんびり淡々と。
今日歩いてきた山や尾根を眺めながらの心地よい快適ロード・ラン。


10:25 香貫山に戻ってきました。ラスト中瀬側から登ります
10:55 香貫山 展望台から沼津市街
10:55 最後に香貫山展望台にのぼり、沼津市街や沼津アルプス・奥駿河を眺めます。
晴れていれば、富士山が目の前のはずなのですが、今日は残念。また今度。
沼津アルプスと奥駿河
11:10 駐車場に帰着 

【 コースタイム 】 トータル 約4時間50分 休憩込み

香貫山登山口P ― 香貫山  00:10
香貫山 ― 横山 00:30
横山 ― 徳倉山 00:30
徳倉山 ― 志下山 00:30
志下山 ― 小鷲頭山 00:20
小鷲頭山 ― 鷲頭山 00:10
鷲頭山 ― 大平山  00:35
大平山 ― 山口登り口 00:20
山口登り口 ― 香貫山中瀬口 00:45
香貫山中瀬口 ― 香貫山展望台 00:30
香貫山展望台 ― 香貫山登山口P 00:15

☆ 一度来てみたかった沼津アルプス。標高は400mに満たない低山トレイルで、さらに地図で見ると距離もそれほどないので、軽快に駆け抜けられるのかなあと思いましたが、とんでもありませんでした。香貫山~大平山まで、全ルート通して、容赦のないアップダウンが続きます。ロープ・鎖場も結構あり、標高差が脚や心肺に効きます!トレランというよりもスピード・トレッキングが精いっぱいでした。日差しが当たらず、ぬれたトレイルが多いため、靴はGORE-TEX®採用モデルがよいと思います。また急な下りのぬれ落ち葉や苔生した岩の上などは、かなり滑りやすいので注意が必要です。晴れていれば、富士山・駿河湾・伊豆・天城・箱根…絶景が期待できそうです。ランやダウンヒルを楽しめるパートは少ないため、アップダウンを利用したトレーニングや景色を楽しむのが
よいかもしれません。温暖な気候で、冬でも走れるのは魅力。今度行ったときは、沼津の食も楽しみたいと思います。



【沼津アルプス】
伊豆半島は南の海で生まれた海底火山が、フィリピン海プレートの動きとともに北上してきて本州に衝突してできた。香貫山をはじめとする「沼津アルプス」は伊豆が海底火山だったころのなごりで、まさに伊豆の土台と呼べる場所。
眼下に見える駿河湾は、フィリピン海プレートが本州に沈み込む場所で、これによって日本で一番深い湾が形作られ、豊かな漁場にもなっている。また、遠くそびえる南アルプスは、伊豆と本州の衝突に伴って隆起した山々で、現在でも年間約4mmずつ高くなり続けている。
伊豆が本州に衝突したあと、愛鷹山や箱根、富士山といった新しい火山ができ、現在の景色ができあがった。





平面距離 17.5km
最高高度 1209m
最低高度  649m
累計高度(+)1271m
累計高度(-)1265m
平均速度 3.6km/h
最高速度 10.3km/h