トレラン日記 箱根編⑤ 矢倉沢峠~明神ケ岳~金時山~丸岳~湖尻水門~仙石原

トレラン日記 箱根編⑤ 矢倉沢峠~明神ケ岳~金時山~丸岳~湖尻水門~仙石原

2016年11月20日(日) 天候 快晴 ほぼ無風 気温14℃

2016年11月20日 7:20 明神ケ岳への稜線から
2016年11月20日 7:45 明神ケ岳山頂にて
【アクセス】

横浜町田IC ―東名高速― 厚木IC ―小田原厚木道路― 箱根口IC ―国道1号線― 富士箱根サービスステーションP (復路は逆ルート。所要往路約80分、復路約120分)

2:45 横浜を出発 今回も途中海老名SAで朝ごはん 
5:00 START地点の富士箱根サービスステーションP(仙石原交差点から約50m、食事処蔵一さんの駐車場)に到着。早く着きすぎたので、少し仮眠。今回は夜明け近く、明るくなるのをまって出発することに。

6:00 LAWSON第3新東京市北店さん 
いつもお世話になっております。
どこへ行こうかと思案しましたが、好天予報とそのルートの気持ちよさに抗えず今回も箱根へ。矢倉沢峠経由でまず明神ケ岳へ向かい、その足で取って返して金時山へ、その後外輪山稜線を湖尻まで向かうことに決定。



【START】 富士箱根サービスステーションP ― 矢倉沢峠 ― 明神ケ岳 

6:05 夜明け少し前にスタート。6時前まで昨日の雨の影響で仙石原周辺も濃い霧に覆われていましたが、スタートする頃には、すっきりと視界良好に。この時期にしてはかなり暖かい朝で、午前中は快晴の予想。

6:05 矢倉沢口へ少しの林道歩きです
6:25 矢倉沢峠に到着 

6:25 矢倉沢峠に到着。今回はここからまず、明神ケ岳へ 
ここまで標準コースタイム(歩行時間)40分の50%。

矢倉沢峠から明神ケ岳へのルートは、はじめハコネダケの生い茂るシングルトラックが続きます。小刻みなアップダウンを繰り返しながら、高度を上げると後方には富士山と金時山が大きい。箱根山、仙石原の姿も美しく。山頂間近の尾根筋からは、今度は丹沢、相模湾、遠く奥秩父の山々までが見通せます。なんとも贅沢なフルコースです。

6:35 モルゲンロートの金時山
6:36 朝焼けの外輪山(三国山・箱根峠)と霧の中の仙石原
6:39 箱根山・大涌谷
6:53 明神ケ岳へのトレイルルートから荘厳な日の出
7:29 振り返れば金時山と富士山
富士山の右奥には南アルプスの山々が 
7:30 奥秩父方面
7:30 大山と相模湾
7:40 明神ケ岳山頂に到着
7:40 朝日を浴びる山々に癒されながら明神ケ岳山頂に到着

走行時間75分。美しい景色に見惚れて、そのたびに足をとめ、ひと息つきながら写真を撮りながらに…しても甘くないコースタイムです。標準コースタイム(歩行時間)135分の約56%。結構きつかっただけあって、ここまでいいペースできました。でもまだウォームアップ。ここからさらに頑張りましょう。

7:40 明神ケ岳山頂より
7:40 仙石原・外輪山の向こう 愛鷹山
遠く南の雲上に見えるのは伊豆大島

7:50 ずっと見ていたい そんな山頂からの景色ですが、
今日は、まだこれから先が長いので、水分・カロリー補給して出発

7:50 屏風絵のような箱根の山々と富士山

7:56
7:59
8:07
8:43 空の青と富士の白、山の茶、緑がなんともいえないコントラスト
8:43 仙石原の駐車場も見えます そういえば、見上げると明神ケ岳の稜線が見えていました

8:50 矢倉沢峠のみはらし茶屋 開いている時間に通るのは久しぶりです(笑)

8:50 矢倉沢峠に到着 
走行時間60分 標準コースタイム125分の48% ここでもこまめに水分・カロリー補給。

8:50 金時山へ向けてリスタート


9:24 金時山山頂に到着
矢倉沢峠から金時山へは慣れたトレイルです。

9:24 金時山山頂に到着 標準コースタイム(歩行時間)70分の50%(35分)で到着。

少し雲が出始めていました。

9:35 出発前に山頂から 
9:35 金時山山頂を出発 丸岳、湖尻方面へ向かいます

9:58 長尾山頂 結構な賑わいです
9:58 長尾山頂

10:08 乙女峠に到着 
10:08 乙女峠

10:30 丸岳山頂に到着 美しい


10:30 丸岳山頂に到着(55分) 
金時山からの標準コースタイム95分の58%

10:38 丸岳を出発するとすぐ前方に沼津アルプスそしてその向こうに伊豆の山々が
トレラン日記 伊豆・沼津編①

10:48 長尾峠
11:23 芦ノ湖展望公園脇の分岐
11:40 湖尻水門に下降完了
11:40 湖尻水門に到着 丸岳山頂から約70分。
標準コースタイム(歩行時間)115分の61%です。結構最後の登り返しが足にこたえました。
ここからは、ロードはとことこ仙石原に戻ります。

12:30 無事START地点に帰着
12:30 START地点の仙石原・富士箱根サービスステーションPに帰着
最後のロードは50分、標準歩行時間100分の50%。




【コースタイム】 トータル 約6時間35分 休憩込み
(カッコ内は標準コースタイム(歩行時間))

富士箱根サービスステーションP ― 矢倉沢峠 0:20(0:40)
矢倉沢峠 ― 明神ケ岳 1:15(2:15)
明神ケ岳 ― 矢倉沢峠 1:00(2:05)
矢倉沢峠 ― 金時山 0:35(1:10)
金時山 ― 丸岳 0:55(1:35)
丸岳  ― 湖尻水門 1:10(1:55)
湖尻水門 ― 富士箱根サービスステーションP 0:50(1:40)
TOTAL 6:35(11:10) (58.96%)

平面距離 25.0km
最高高度 1217m
最低高度  653m
累計高度(+)1735m
累計高度(-)1727m
平均速度 3.9km/h
最高速度 9.7km/h

☆ 横浜からわずか1時間余りでやってこられる箱根は珠玉のトレイル・フィールドです。ルートは整備が行き届いて、ストレスフリー。360℃どこを向いても魅力ある景観が広がります。またそのルートの素晴らしさや景観の美しさだけでなく、ルートのバリエーション、エスケープの容易さ、温泉、土産、観光名所であるからこその非日常感...どれをとっても文句のつけようがないです。自分にとっては、欠かせない6Hセンス(6Hours Sense)。2007年6月に1度だけ開催されたという『ハコネ50K』も、さぞかし素晴らしいレースだったのでは。ひそかにまた開催されないかなあと期待してしまいます。出場は難しくても観戦してみたい!

今朝は昨日の雨で塵が洗い流され、空気が澄み渡り、また暖かく、風のない最高のトレイル日和。

明神ケ岳へのルートは、素晴らしい景観が広がり、登りの疲れを忘れさせてくれます。朝露と雨の後はかなり靴が濡れますので、Gore-Tex装備で。山頂からは、大涌谷が眼前に、そして箱根の山々・丹沢、さらになんといっても金時山ごしの富士山が美しい。空気の澄んだ今日のような朝には、南アルプスや相模湾、伊豆半島、雲上には伊豆大島も。

明神ケ岳からのダウンヒルは爽快の一言。これを味わうためだけにでも登る価値あり。
金時山・丸岳からのダウンヒルもフカフカした落ち葉の中を気持ちよく走り抜けられますが、ところどころ張り出した木の根や浮石があるため、100%荷重をかけるのは危険です。60%くらい?がほどよい加減かと。バランス重視で、スピード出しすぎ注意です。

ここのところ、間を空けず、トレーニング(という名のプチ・トレイル・ジャーニーですが)ランをしているせいか、かなり体力、筋力がもどってきたように思います。スピードもスタミナもまだまだ全然ですが、身体全体の動きやエネルギー代謝が以前に比べてスムーズになってきたように思います。乳酸のリユース能もなんとなく感覚で向上してきたように感じます。身体が少しずつできてきたところで、ボルダリング熱もふつふつと…。

帰りが午後になったせいか、湯本まで結構しっかりと渋滞にはまりました。