鎌倉トレイル④ 瑞泉寺~天園ハイキングコース~大仏ハイキングコース~稲村ケ崎~鶴岡八幡宮

トレラン日記 鎌倉アルプス編④ 瑞泉寺~天園ハイキングコース~建長寺半僧坊~明月院~浄智寺~大仏ハイキングコース~長谷寺~御霊神社~稲村ケ崎~鶴岡八幡宮

2018年6月7日(木)天気 快晴



明月院にて





梅雨入り直後 昨日の肌寒いしっかりとした雨もすっかり上がって、快晴の木曜日。
梅雨の中休みの好天。見ごろをむかえた紫陽花の鑑賞前にトレイルしてきました。
前回(トレラン日記 鎌倉アルプス編③)に比べて森林トレイル多めロード少なめで、
より大腿四頭筋のトレーニングにおすすめコース。名所も余さず巡れます。
ランニング後に訪れた明月院の紫陽花の鮮やかなブルーは見事の一言でした。

【アクセス】

往路 港北IC―第三京浜―保土ヶ谷IC―横浜新道―横浜横須賀道路ー朝比奈IC-岐れ路 

復路 建長寺西P―朝比奈IC―横浜横須賀道路―横浜新道―第三京浜―港北IC 
(往路復路とも所要約50分)

09:00 横浜を出発。途中、保土ヶ谷SAで朝ごはん。こちらのレストランは美味しくておすすめ。あと最近のお気に入りは焼きたてのパンとピザ。美味しいです。

10:10 岐れ路Pに到着 ここから瑞泉寺そばの天園ハイキングコース入口まで軽めのジョグ。このあたりは大通りから一本入ると人通り車通りも少なく静かな朝のひとときを過ごせます。

【START】 岐れ路P ― 瑞泉寺 ― 天園ハイキングコース ― 天園峠茶屋 ― 大平山 ― 建長寺半僧坊 ― 明月院 ― 円覚寺 ― 北鎌倉駅 ― 東慶寺 ― 浄智寺 







10:30 今回はここがSTART地点 岐れ路脇の関取場跡
瑞泉寺に向かう途中の永福寺跡



瑞泉寺(ずいせんじ)神奈川県鎌倉市二階堂にある臨済宗円覚寺派の寺院。山号は錦屏山(きんぺいさん)。本尊は釈迦如来で、開基は二階堂道蘊である。鎌倉随一の花の寺、紅葉の名所としても知られている。吉田松陰ゆかりの寺でもある。




瑞泉寺傍の天園ハイキングコース入口 以前よりも通りから分かり易くなりました。

10:45 ストレッチを済ませて、いざスタート
スタートから飛ばすとかなり息が上がります。つとめてゆっくりとLSDで。



フィトンチッドたっぷりの森林浴をしながらトレイルで快適♪
平日はほとんどすれ違う人もいないくらいひっそりとしています。
鳥のさえずりや自分の足音、息遣いだけが響く心地よい空間です。




10:55 金沢八景・文庫方面と道を分けます。一路建長寺方面へ

11:00 天園休憩所に到着 水分補給 まだ開店準備中でした。

ゴルフ場脇を大平山山頂へ いい天気で気持ちよさそうです。



11:10 大平山山頂に到着 鎌倉市最高地点 159.2M

11:30 建長寺半僧坊上 建長寺の立派な寺社が眼下に一望できます
建長寺(けんちょうじ)
神奈川県鎌倉市山ノ内にある禅宗の寺院で、臨済宗建長寺派の大本山。山号を巨福山(こふくさん)と称し、寺号は詳しくは建長興国禅寺(けんちょう こうこく ぜんじ)。
鎌倉時代の建長5年(1253年)の創建で、本尊は地蔵菩薩。開基(創立者)は鎌倉幕府第5代執権・北条時頼、開山(初代住職)は南宋の禅僧・蘭渓道隆で、第二世は同じく南宋の兀庵普寧である。鎌倉五山の第一位。境内は「建長寺境内」として国の史跡に指定。

横浜・みなとみらい方面 少し霞んでいますがその名の通りランドマークがきれいに見られます

明月谷・明月院へ下ります。

鎌倉市中心部を望んで まさに三方と山に、一方を海に囲まれた天然の要害ですね



今回は明月院へ下るのでここを左折します。


11:45 明月院に到着
明月院(めいげついん)
神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の寺院。山号を福源山と称する。本尊は聖観音、開基(創立者)は上杉憲方、開山(初代住職)は密室守厳(みっしつしゅごん)である。アジサイの名所として知られ、「あじさい寺」の通称がある。
平日とはいえすごい混雑 紫陽花鑑賞は後ほど



11:50 北鎌倉駅に到着 混んではいますが、週末に比べると格段に空いています。

円覚寺 さすがの風格ですね
円覚寺(えんがくじ)
神奈川県鎌倉市山ノ内にある寺院。山号を瑞鹿山(ずいろくさん)と称し、正式には瑞鹿山 円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)と号する。臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第二位に列せられる。本尊は宝冠釈迦如来、開基は北条時宗、開山は無学祖元である。なお、寺名は「えんがくじ」と濁音で読むのが正式である。
鎌倉時代の弘安5年(1282年)に鎌倉幕府執権・北条時宗が元寇の戦没者追悼のため中国僧の無学祖元を招いて創建した。北条得宗の祈祷寺となるなど、鎌倉時代を通じて北条氏に保護された。
JR北鎌倉駅の駅前に円覚寺の総門がある。境内には現在も禅僧が修行をしている道場があり、毎週土曜・日曜日には、一般の人も参加できる土日坐禅会が実施されている。かつて夏目漱石や島崎藤村、三木清もここに参禅したことが知られる。
個人的には円覚寺は秋が似合うかな

そしてここは東慶寺 花の寺 
東慶寺(とうけいじ)
神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺院である。山号は松岡山、寺号は東慶総持禅寺。寺伝では開基は北条貞時、開山は覚山尼と伝える。現在は円覚寺末の男僧の寺であるが、開山以来明治に至るまで本山を持たない独立した尼寺で、室町時代後期には住持は御所様と呼ばれ、江戸時代には寺を松岡御所とも称した特殊な格式のある寺であった。また江戸時代には群馬県の満徳寺と共に幕府寺社奉行も承認する縁切寺として知られ、女性の離婚に対する家庭裁判所の役割も果たしていた。
12:00 浄智寺
浄智寺(じょうちじ)
神奈川県鎌倉市山ノ内にある禅宗の寺院。臨済宗円覚寺派に属する。鎌倉五山第4位。山号を金宝山(きんぽうざん)と称する。中世から江戸時代にかけて「金宝山」と「金峰山」が混用されてきた(出典:『鎌倉の地名由来事典』三浦勝男編 東京堂出版)。本尊は阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来の三世仏で、それぞれ過去・現在・未来を象徴する。境内は「浄智寺境内」として国の史跡に指定されている。


前回と同じルートを辿って稲村ケ崎を目指します。浄智寺~葛原岡神社を経て大仏ハイキングコースを通って大仏切通・高徳院へ。天園ハイキングコースで、距離は短いとはいえ、結構なアップダウンを繰り返してきたので地味に脚にくるところですが、この日も最高の天気のなか、頑張ります。

12:10 葛原岡神社に到着
葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)
後醍醐(ごだいご)天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基(ひのとしもと)卿を祀る神社。俊基卿自身は、その目で『建武の中興』を見ることなく、悲劇のご最期を迎えたが、明治天皇は俊基卿の足跡を明治維新の先駆けとして深く追慕し、明治17年勅旨をもって従三位を追贈し、同20年に最期の地である葛原岡に俊基卿を祭神として神社を創建、宮内省よりの下賜金をもって御社殿を造営、鎮座祭が執り行われた。以来、鎌倉由比ヶ浜の総鎮守として、また「建武の中興」への道を開かれたことから「開運の神様」、また文章博士として優れた能力発揮したことから「学問の神様」として、今日でも広く全国各地より篤く崇敬されている。

12:35 高徳院(鎌倉大仏)に到着 いつ来ても賑やかでいいですね♪
高徳院(こうとくいん)
神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院。本尊は「鎌倉大仏」「長谷の大仏」として知られる阿弥陀如来像(国宝)。山号は大異山。詳しくは大異山高徳院清浄泉寺(しょうじょうせんじ)という。開基(創立者)と開山(初代住職)はともに不詳である。
2004年(平成16年)2月27日、境内一帯が「鎌倉大仏殿跡」の名称で国の史跡に指定された。なお、大仏の造立経緯や、大仏殿の倒壊時期については諸説ある。

12:35 この時期は長谷寺も大混雑

12:40 御霊神社 記念撮影されていました 脇を江ノ電が
御霊神社(ごりょうじんじゃ)
神奈川県鎌倉市にある神社。旧社格は村社。
権五郎神社の創建年代は詳らかではないが、御霊信仰思想の広がりと鎌倉氏による地方開発の展開を考慮すると、平安時代後期であると推定することができる。もとは関東平氏五家の始祖、すなわち鎌倉氏・梶原氏・村岡氏・長尾氏・大庭氏の5氏の霊を祀った神社であったとされ、五霊から転じて御霊神社と通称されるようになった。後に、鎌倉権五郎景政の一柱のみに祭神は集約され、祭神の名から権五郎神社と呼ばれた。
鎌倉景政は、平安時代後期の関東平氏の一族であり、鎌倉・梶原・村岡・長尾・大庭の5氏とともに鎌倉武士団を率い、現在の湘南地方一帯の地方開発に従事した。景政はまた、その武勇をもって知られ、16歳の時、源義家の陣営に連なって後三年の役(1083年-1087年)に従軍して活躍した際のエピソードがよく知られている。『奥州後三年記』の伝えるところによれば、景政は左目を敵に射られながらも屈することなく、射手を倒し帰還した。左目に突き刺さった矢を抜こうと、一人の武士が景政の顔に足をかけたところ、景政はその非礼を叱責したと言う。かかる伝承から、志の成就(学業成就、必勝招来)の神徳があるとされる。また、林羅山の考定によれば眼病平癒にも効験があるとされる(『本朝神社考』)。
12:45 極楽寺を通過
極楽寺(ごくらくじ)
神奈川県鎌倉市極楽寺三丁目にある真言律宗の寺院である。山号は霊鷲山(りょうじゅさん)。詳名を「霊鷲山感応院極楽律寺」と称する。本尊は釈迦如来。開基(創立者)は北条重時、開山は忍性である。
鎌倉市の西部、鎌倉七口の1つである極楽寺坂切通の近くにある、鎌倉では珍しい真言律宗の寺院である。僧忍性が実質的な開祖である。中世には子院49箇院を有する大寺院であった。
12:50 稲村ケ崎に到着 海が爽やか なんとも癒されます
鎌倉時代末期の元弘3年(1333年)5月に上野国(群馬県)新田荘を本拠とする新田義貞が挙兵し、分倍河原の戦いと関戸の戦いで北条氏の軍に勝利して鎌倉にせまった(鎌倉の戦い)。
5月18日、新田軍は極楽寺口より攻撃を加え、21日には義貞みずから稲村ヶ崎の海岸を渡ろうとしたが、当時の波打ち際は切り立った崖となっており、石が高く、道が狭小なため軍勢が稲村ヶ崎を越えられなかった。そこで、義貞が潮が引くのを念じて剣を投じると、その後潮が引いて干潟となったので岬の南から鎌倉に攻め入ったという伝説が『太平記』に記されている。ただし、近年において天文計算により、稲村ヶ崎の潮が引いたのは18日のことであったことが明らかになり、『太平記』の日付には誤りがあると考えられている。
13:20 稲村ケ崎から海沿いを由比ヶ浜へ そして若宮大路に到着 
鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)
神奈川県鎌倉市にある神社。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。
別称として鎌倉八幡宮とも呼ばれる。武家源氏、鎌倉武士の守護神。鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として全国の八幡社の中では関東界隈で知名度が高く、近年では三大八幡宮の一社に入ることがある。境内は国の史跡に指定されている。
13:25 最終チェックポイントの鶴岡八幡宮 さすがの趣きです

13:30 スタート地点の岐れ路に帰着 

【 コースタイム 】 トータル 約200:00(3時間20分 休憩、寄り道込み)

☆ 平面距離で約18kmになります。快適な天園ハイキングコースから心地よい森林を駆け抜け、海へと至るルート。トレイルルート多め、坂多めになるので、大腿四頭筋への負荷は高め。トレーニングに最適です。合わせて名所も余すところなく巡れます。季節も真夏以外は大丈夫。横浜からのアクセスも1時間かからないので快適。ルートはもっと自由度が高いので、距離もスケジュール等に合わせて設定がしやすいと思います。ただし週末はかなり道路、駐車場なども混雑しますので、朝早めの時間帯が快適でしょう。
お疲れさまでした。

トレイルの後は、一休みして紫陽花寺の明月院へ↓